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いじめからの脱出、前回に続いて [自問自答]

 「いじめからの脱出」を読んで、前回に続いて。


  いじめはなぜ起こるのか、いじめをなくすにはなどと深く考えていったら、どこまでも問題のすそ野が広がり、最終的には人間とは何かから、文化伝統、歴史まで含まれてしまいます。


 ・・・いじめはなんらかの社会的地位や優位性を示す行為の中で起こると言える。したがってその必要がなければいじめは起こらない可能性が高い(サイト「いじめゼロをめざして」の指摘は本当ではないでしょうか。

 このブログでも触れたいわき市の佐藤清二君のいじめによる自殺が起こったのは二十数年まえで子育て中の自分はとてもひどいショックを受けました。そのいじめは凄惨でこんないじめが子供の世界で起きるのはなぜか、まだ成人にも達しない年齢のものが自ら命を絶つなどという社会であってはいけないと思いましたが、二十数年後の今も形を変えつつ減っているといえないのですね。いじめだけではない、社会の根底から考えなければならない時代を感じます。


 人としてどう生きるか、何のために生きるかは考えることにこだわらないと答えがでないと樹木希林さんがいわれていたように思いますがわたしもそうだと思っています。そうじゃないと思う人もいるかもしれませんね。そもそも自分とか人の自由意思とか自己決定などはないと考えた哲学者もいました。

 歴史は広く見れば自然的自由、見えざる手といえるかもしれませんが、その歴史のなかで個人はどういう位置を占めるのか考えてみたいと思いました。

個々の命は様々な刺激を受け取り感情意識があり、その人生は短いスパンで、その人固有の生き方や幸福追求があります。全体と個の関係において個はいつも全体に負ける、しかしそのちいさな個人の一生や存在に意味がないわけではないというようなことを廃墟になった戦後に坂口安吾がいっていたのを本で読んだことがあります。

 個人がやること、できることや意思などまるで無意味のように思われることがありますが、そうではないと思います。

 歴史の見えざる手というのは人々の行為の必然のことではないでしょうか。因果応報、原因によらない結果はないのだと思います。

個人がどう考えどう生きるか、すべての存在(地上に生まれたすべての命)が社会を作っているのが世界ですから、個人が倫理について考えることはとても大切なことだと思います。


 時代は混沌を極めているかのように思われますが、その中で安倍総理はじめ、保守政界のなかで盛んに言われるようになった前後レジームからの脱却という歴史観、安倍総理のアベノミクスという経済政策と国際外交が気になり関連する本をいろいろ読んでみました。

 現閣僚の一人を除いて閣僚はみな日本会議のメンバーであり、今の議員の中でも日本会議のメンバーが多くしめていますから、日本会議の歴史とその源流についても何冊かの本で調べました。読んでいる途中のものやこれから読みたいものもあるのでまだまとめることができないでいます。

 ですから今回はできるだけ「いじめによる自殺」問題で感じたことだけを書こうと思います。


 いじめからの脱出で取り上げられた事件、その後も報道された事件を見たとき、子供たちが管理社会のなかでどんなに孤立した状態にあるかでした。

「いじめからの脱出」のなかでいじめを作る背景のひとつに急激に造成された日本の文明社会の様々な仕組みをあげています。

 

 、、、文明というものは、本来、人間の生活に密着しつつ、徐々に開かれて行くことが多い。しかし日本の今日の文明現象は、わずか四半世紀の間に造成されたもので、これまでの歴史の中でもほとんど例がない。このような驚くべき変化・変動は40年間の惨憺たる戦争の廃墟の中から1960年から1980年代にかけて展開された経済の高度成長によってもたらされたといっていい。

 それは急激な生活の形や方法、生活の意識を変えた。社会の風潮も大きく変化し、役所・企業体などの発想や運営の論理に大きな変化が来る。

 この時期に子供自身も気づかなったにちがいないが息苦しくつらい日常があったのではないか、、、。


 といじめの背景が指摘されています。わたしは子ども自身も気づかなかったに違いない息苦しくつらい日常という点に注目しました。自殺してしまった佐藤君など全くその一人です。

 その中身がはっきりしたらいいなと思います。

 振り返ると自分の実感では子ども自身の現実に即して人が育つということがおろそかになっていたのかなと思うところがあります。子どもが本来の力を育てる育つと育つことを助ける社会、そういう点で大人社会がどうだったのか。そういう視点からもっと社会を考えないと将来社会そのものが行き詰まっていく、事実そうなっているのではとても心配です。

 

 次回子どもたちの背景、経済や政治など考えたいと思います。

 






 

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